数億円にもなる 大きな工事でも
１年以上にわたる 長い時間をかけた仕事でも
たとえば ネジ一つの締め付けの不具合
数千円の蛇口(じゃぐち)一つの取付けの手抜きで
水漏れ 工事の中断 工事の遅れ など
工事全体 建物全体に 大きな欠陥や障害を生みます
たとえば音楽なら 誰かが音を外してしまえば
演奏会で 全体の演奏を台無しにしてしまうこともありますが
オーケストラでいえば楽器演奏者 にあたるのが
設備システムの工事 組立 取付けを担う
この「工事スタッフ」の仕事です
この仕事に就こう思う方は 同じくオーケストラでいえば
多くの楽器演奏者が集まる中で 最初の一音を出して
オーケストラ全体の音をつくる 第一バイオリンの演奏者と同じく
工事スタッフのマスター(職長)としての最上級の
一流の技能者の証「１級配管技能士」
という公的な資格を目指すことが 一つの大きな目標となります
しかも私たちの会社では 演奏者でたとえるならば
バイオリンだけ 一つの楽器だけでなく
他の弦楽器 ビオラやチェロなども演奏できる
設備なら 水まわりだけでなく 冷暖房も換気やダクトなど
多能な工事の出来る技能を身に付けた マルチな人
真の1 級技能士と言える 実力を身に付けられる環境を提供します
一方「工事スタッフ」の仕事には オーケストラを構成する
シンバル オーボエ フルート ピアノなど 他のパートの人
建設工事に関わる大工さん 電気屋さん 内装屋さん など
オーケストラなら音合わせ 建設工事では仕事の後先の調整
他の職種の人とのハーモニー(調和)を考え進める仕事
としての力が必要になる面もあります
加えて 仕事が 最後は壁の中 天井のウラ 床の下 など
見えないところに隠れてしまう という特色があります
そのため ただ言われた仕事 与えられた仕事をこなす
最低限の仕事をして 終われば良いという考え方でなく
将来にわたり 故障やトラブルが起きないように
目に見えないところ 隠れてしまう仕事に
一流の技能者 一人の職人としてのプライドと自信をもって
丁寧に 確実に 責任をもって あたる心が大切な仕事
でもあります
それは 壊れることもなく 大きなトラブルもなく
長い年月 風雨に耐えて来た 神社やお寺の建物の隠れた部分
天井ウラの骨組みや床下の基礎に 人知れず
昔の宮大工さんが 自分の名前をサインしてあったように
一つ一つの仕事に 誇りを持ち 単なるマスター(職長)でなく
匠(たくみ)／ マイスター(名工： めいこう)を目指す
このような意識で臨めれば さらに実力が一段と深まる仕事です
そして このような意識で 仕事に臨み続けたなら
たとえば将来 技術と経験を身に付けて 自分の腕一つで
他の人から見れば 技術的に高いレベルの実行が困難な工事も
またはみんなが知る 行ったことのある大規模な建物の工事も
さらに何十年にもわたり 多く人たちの役に立つ施設の工事も
「あの人に頼むしかない！ 」と言われるようになる 仕事でもあります
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