ご家庭で簡単にできるエアコンの電気代を
節約する方法

まだ梅雨が明けていないのに、すでに連日30℃を超える夏日が続いていますね。体調を崩さないように、こまめな水分補給を行いましょう。

ここはaero(空気)、aqua(水)の情報を提供するa2net、そして皆様の日々の生活を豊かにする知恵を紹介する「くらしの知恵袋」のコーナーです。

エアコンを頻繁に使用するこの季節、気になるのは電気代の高騰ですよね。今回は、エアコンの電気代を節約する家庭で実践できる簡単な方法をご紹介します。

◎エアコンの電気代を節約するポイント(夏の冷房編)

1. フィルターの定期的な掃除

エアコンは部屋の暖かい空気を吸い込み、冷たい空気を排出することで部屋を冷やします。しかし、エアコンのフィルターが詰まると空気の流れが悪くなり、より多くの電力を消費して部屋を冷やすことになります。そのため、2週間に1度はフィルターを掃除しましょう。汚れは水洗いや掃除機で取り除き、汚れがひどい場合は中性洗剤を使って洗い、日陰でしっかり乾かすことが重要です。

ゴミやほこりがフィルターに付着すると、暖かい空気を吸い込みづらくなり、より多くの電気を使ってしまいます。

2. エアコンと扇風機やサーキュレーターの併用

エアコンから遠くの場所が暑いと感じる場合でも、設定温度を下げるのは避けましょう。代わりに、扇風機やサーキュレーターを活用し、エアコンの冷たい風を部屋全体に行き渡らせることが効果的です。


3. 風量の自動設定

風量を手動で微風や弱風に設定すると、実はエネルギー効率が悪くなることがあります。自動設定にすることで、部屋の温度に応じて最適な風量を調整し、エネルギー効率を高めることができます。

4. 室外機の放熱効率

室外機は運転中、部屋の中の熱を外に放出します。そのため、放熱口やその周囲を塞がないよう注意しましょう。日陰に設置したり、日除けで直射日光を遮ることで冷却効率を高め、電気代を抑えることができます。

室外機の周囲にものを置くと、熱を吸い戻します!また太陽熱が直接当たるとパワーダウンしてしまうので、日陰を作ったり日除けを利用したり等、直射日光を遮りましょう。

◎エアコンをつけっぱなしにすると電気代は安くなる?

エアコンは部屋を急に冷やす際に多くの電力を消費しますが、設定温度を維持するための消費電力は少ないのです。したがって、外出時でもエアコンを切らずに適切な温度を維持した方が電力消費を抑えられる場合があります。

自分でスイッチを入切して温度調節を行わず、短い時間の外出であればつけっぱなしにしたりするなど、エアコンの温度調節機能に任せるようにしましょう。

エアコンのスイッチの入切を繰り返すと、スイッチを入れるたび多くの電力を使ってしまいつけっぱなしより電力を消費してしまいます。

エアコンの電気代を上手に節約しながら暑い夏を快適に過ごしましょう。

※この記事は、ダイキン「エアコンの電気代を節約する方法」から引用しています。