冷蔵庫をキレイにする超簡単レシピ【コラム】 その1
塩加減のお話

毎日のゴハンを作っている女性の方よりぜんぜん遅い・・・。

そんなこのホームページのスポンサーである創業97年の和田設備工業・3代目主人(しゅじん)がお送りするお料理レシピ。それは小学校3年生の時から、冷蔵庫のいわゆる「夕ごはんの残り」や「残りモノ」で自分の朝ごはんを作っていたことから身についた「超簡単!でもオイシイ!」お手軽レシピなのです。

冷蔵庫をキレイにする超簡単レシピ 【コラム】その1 塩加減のお話

今回は、レシピのお話でなく味付けや調味料や材料など、お料理に関係する「コラム」をお送りします。第1回目は「塩加減」についてです。

先週末、このコーナーでご紹介した「ヨーグルトを使ったコールスローサラダ」を作って頂いたAさん(仮名)からご感想のメールを頂きました。さっぱりとヘルシーに仕上がったそうですが、ご家族の50代の方と20代の方で味が薄い、濃いなど様々な反応が出たというお話でした。

そして、ああ!名言だなぁ~と思ったが 「シンプルなレシピほど、塩加減(塩梅:あんばい)が難しい」 という言葉でした。続いて「ミックスベジタブルのサラダ」も作ってみて頂けるとのことで、次のレシピも楽しみにしていると言って頂きました。Aさん、レシピのご利用とご感想を誠にありがとうございます!

なるほど。塩加減(塩梅)をはじめとして、たしかに世代によって味の感じ方には違いがありますよね。中でも味付けの濃い・薄いに気をつかうという話は、若い方がいるご家庭では、どなたも一度ならずお悩みのことではないでしょうか。また男性と女性でも違うでしょうから、お年を召されたご夫婦だけの方たちでも、苦心されている方が少なからずいらっしゃると思います。

さらにプロの世界でも、塩加減は気をつかうもの。特に良い素材を活かして、シンプルに仕上げたい時は、いろいろ工夫しながら、塩加減するようです。そういう意味では、塩加減は、ごまかしのきかない味付けの基本中の基本。塩加減こそが、もしかすると究極のレシピ!と言えるかもしれません。

そういえば。身近な話として、全国のアチコチにあるラーメン屋さんの塩ラーメンは。調理する人のウデの良し悪しよりも、麺やスープや具材の工夫や出来よりも。塩、そのもので評判が左右されると耳にしたことがあります。それほど、プロの料理人でさえも頭を悩ませるもの。それが塩加減なのではないでしょうか。

もちろん、ご家庭ではいろいろな全世界の塩を試したり、値段の高い天然の岩塩などを使ったりは難しいですね。また、そろえられたとしても、塩加減を研究して工夫するのは、さらに難しいかもしれません。その上「残りもので超簡単レシピ」というテーマの元では、できるだけ値段の高い塩を使って下さい!なんて話はできません。というか、する気もないのです。良い調味料や材料を買って、ある意味でぜいたくに調理する方法やレシピは。他のサイトやプロの方やプロはだしの方にお任せ致します。

そこで、いかがでしょうか?あくまでも、個人的な考え方ですが。

プロの方たちみたいに、1人でも多くの人、ほとんどの人がおいしい!という物を出さなくても。良い意味で、いい加減な味。いい加減な味、それがご家庭の塩加減の味。ご家族の中で、塩加減の感じ方に違いがあるのも。そのご家族ならではの話題であって、良い思い出になる・・・と考えてみたとすれば、どうなるでしょうか。

というのも。たとえば、20代のお子さんがいらっしゃって。その方が、自分の家庭をもったとします。すると「あれ?お母さんの味より薄いな・・・」とか「おや?おふくろの料理より味が濃くてイイかも」と思うことが起きるのではないか?と思うからです。それから時を経て、お子さんの家庭ならではの塩加減が出来て。もしかしたらお孫さんと濃い・薄い、と話していく場面もあって・・・こんな風になるような気がするのです。

こうして、それぞれに、ほぼイイかな、という塩加減ができる。これがもしかしたら。その方の家庭の味、家族の味。このようなものになるのではないでしょうか。

私たちは、そんなご家族の応援団として。20代のお子さんも、50代の男の方にも。

「今日は、アナタが作ってみて!」

と料理をされる方が言えるような、作る喜び、食べてもらえる喜び、そして少しの努力が経験できる、そんな簡単レシピをこれからもお届けしていきたいと思います。

どうぞ、今後も「冷蔵庫をキレイにする超簡単レシピ」へのご支援を。群馬、工事、台所、キッチン、給水、給湯、流し台、ガス
心より、お願い申し上げます。

その他のレシピ

今後も「残りモノでつくるカンタンレシピ」を増やしていきますので、お楽しみに♪