点検と整備と修理の違いって?の話 その1
ヒロコばぁちゃんじゃ!
久しぶりで忘れておったかのぉ~みんな元気にしとったか?
さてさて。50年も前なら、どこの家でも会社にもなかったが。
今はどこでもクーラー、冷房や暖房の機械が付いているじゃろ。
知っておるとは思うが、クーラーや冷房や暖房の機械ってもんは、
どうしても使っていると汚れて清掃が必要になるもんじゃ。
そんで清掃だけでなく冷房や暖房の機械も点検、
自動車なら洗車だけでなくエンジンの点検というもんが必要じゃろ?
それと同じに、冷房や暖房の調子が落ちないように、定期的に点検が必要なんじゃ。
じゃがな、たとえばスタンドの店員さんが、
オイルの残りの量や部品の減り具合など、
エンジンの今の状況を見てくれる、これが点検とはワシは思わん。
目で見てオイルが足らんですね、部品が汚れてますね、これは目視(もくし)といって、
言い方は悪いがのう、昨日から初めてスタンドに立った子でもできるようなもんじゃろう。
ところが一級の整備士さんが、同じようにエンジンを見たとしても、
見方(みかた)が違うんじゃ。
たとえば「このお客さんは、遠出をよくする人」と気づけば
「同じ車種に比べてエンジンが壊れやすいかも」という目で見る。
つまり今の状況でなく、先々の事を自分の知識や経験で考えて
先回りする、これが本当の点検じゃ。
クーラーや冷房や暖房の点検も同じじゃ。
クーラーや冷房や暖房がどう使われているか?たとえば1日1時間なのか?8時間なのか?
家や会社の外に置いた機械は涼しいところか?熱が逃げにくいかところか?など考えてじゃな。
大きな故障にならないようにするには?って、技術や経験がある人はこう考えて点検するんじゃ。
冷房の使われ方、と言えば、去年の夏の事じゃが・・・。
病院で暑い真夏に冷房が故障して、多くの年寄が亡くなったことがあった。
あんな特別に暑い時でなくても、ワシの仲間の年をとった連中、
あと病気の人や体が不自由な人には、自分の体温を調整しづらい人もおる。
もちろんフツーの人でも、冷房を使わず体調をくずす人もおるのう。
もし、真夏に故障して長い時間、止まったら・・・。
たかがクーラー、冷房や暖房といっても、
健康につながるとなれば、たかが点検、されど点検じゃな。
そんで、先々の事を見られる人が点検したら。
故障せんように、状況が悪くならんようにする。
これが整備というもんじゃが。
あ!いかん!今日は、病院に行ってベテランの先生に点検、
ちがうちがう、健診をしてもらう日じゃった!
大きな病気にならんようにせんとのう~。
ヒロコは、まだまだ長生きしたいんじゃ(笑)
だからこの続きはまた後じゃ。
今日は、このあたりで・・・バイバイじゃ。