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3代目社長のつぶやき

仕事で思うこと

水くみポンプから始まった、105年の話

今年の1月に、私たちの会社は創業から105年を迎えました。
そして今月6月には、会社を設立してから75年になりました。

 

数字だけ見ると、なんだかすごいことのように思えるかもしれません。

でも実際は、太平洋戦争があったり、バブル景気とその崩壊があったり、
30年以上続いている日本経済の低成長があったり、
東日本大震災やコロナウイルス、最近の物価高や石油系の資材
不足・値上がりなど……

 

創業した頃には誰も想像していなかったような出来事が次から次へと起こり、
社員のみんなやご家族、取引先の方たちと力を合わせて、

いくつもの荒波を乗り切ってきた結果、
いつしか「日本のあらゆる会社の中で100社に1社くらいしかない、100年企業」
となれたと思っています。

 

 

 

105年前。創業した時の製品はピストン式の水くみポンプでした。

今で言うスマホみたいな、当時の最先端の製品です。
太平洋戦争が終わったあとの焼け野原からは、自転車1台と
修理箱1つからコツコツと積み上げて復興、そして会社設立。

その時代、その状況に合わせて、
新しいことや自分たちができることに挑戦してきました。

 

きっとこれからもさまざまな出来事、
誰も想像しないような荒波が世の中に起こることでしょう。

それでも、「新しいこと、できることに挑戦する」という姿勢を忘れなければ、
110年、120年、130年、この先も歩み続けていけると思います。

 

これは私たちの会社だけの話じゃなくて、
たぶん、どんな会社のどんな仕事にも当てはまる気がします。

たとえば仕事なら、誰だってプレッシャーを感じる場面があると思います。

そこから何かを成長させたり、前に進めたりするために大事なのは
「良い結果や評価」じゃなくて「新しいこと、できることに挑戦してみる」
という姿勢が大切ではないでしょうか。

 

たとえば15年後、もしかしたら10年後。
私たちの会社が創業115年〜120年の頃には。

設計や打合せはメタバースで実施、
パワースーツを着た人間とAIロボットが働く工場現場、
フィジカルAI付の製品など。さらにその先、創業130年頃には。

工事のやり方も、水まわりや冷暖房の機械や製品も
今からは想像もつかないものに変わっているでしょう。

どんなふうになっているんだろう、と、まるで遠足の前日の子どものように、
今からアレコレ考えワクワクしながら毎日を過ごしていますが。

 

一方で、変わらないものもあって。
それは、人と人が力を合わせること、一人ひとりの仕事の積み重ねが、
これからもずっと私たちの会社をつくっていくという点です。

 

 

 

 

 

 

考えてみれば仕事って、実験と似ているところがないでしょうか。
やってみてうまくいかなかったら、次のときに直せばいい。

 

失敗したら、その原因とかデータが手に入って、ちょっとだけ成功に近づく。

先ほどのお話、結果にこだわらず
「新しいこと、できることにチャレンジする」姿勢が大事だという理由のひとつは、
このような仕事の特徴があるからだと私は思います。

 

 

もし「チャレンジなんて無理」
「自分がチャレンジしなくても、誰かがやってくれる」って、思う場面に出会ったら、
仕事は実験と同じだと考えてみる。

こんな仕事に対する見方を変えるチャレンジから入れば、
踏み出すことができるかもしれませんね。