ご存じのようにイランや周辺の国での戦争の影響が出ています。
私たちの会社がよく使うビニール管も値上げ、他の石油系材料の商品も出荷停止や
値上げの話があります。
そのためこの戦争が長期化すると、
くらしにいろいろと影響が広がりそうです。
そのような中、テレビで戦争の影響で旅行が出来なくなった若い方が
「悔(くや)しいです」と話しているインタビューを見ました。

その時「あれれ?」と違和感(いわかん)が。
なぜなら「悔しい」とは自分の力不足やミスなどが原因で
望んだ結果と違った時の言葉だからです。
今回の戦争は、あたり前ですがその人に原因はありません、
その人に関係ない力や影響によるものです。
つまりここでは「悔しい」でなく、自分ではどうしようもないことだった
ので「残念」とするところだったのです。
すると中には「そんなのどっちでもイイじゃん!」
「何を細かいことを」と思う人がいるかもしれませんが・・・。

たしかに今の時代。
言葉の解釈(かいしゃく)が変わってきたり、使い方が広がってきたりしています。
しかし。もともと日本語には、同じように見えて意味合いが違う言葉がたくさんあります。
さらに。たとえば仕事が思うように進まない時、勉強したけどテストで点が取れなかった時など。
「悔しい」と思う人と「残念だ」と思う人がいたとします。
さて。その後、この2人はどうなっていくか?
ちょっと想像してみて下さい。
「悔しい」と思った人は、次こそは!と思うような気がしませんか。
一方「残念」と思った人は、
どこか他人事(ひとごと)で次も同じような失敗やミスをするように感じないでしょうか。
そうです。言葉が違えば、心への影響も周囲への伝わり方も変わるのです。
その結果。自分の行動も、他の人の態度や援助も変わります。
このように言葉は単なる表現でなく
自分の思いや考えを形づくる道具だと私は思います。
どう言葉にするかで、必要以上に落ち込む時も前向きになる時もあります。
そして言葉はそのまま周囲に伝わり、まわりの人との信頼関係にも影響します。
だからこそ、感情が動く時や行動しようとする時は。
正しく言葉にすることに注意して
成長や成功への第一歩となるよう考えてみたらいかがでしょうか。
