ご無沙汰しております。
「石の上にも三年」と言いますが。
目の前の経営に没頭していたら、気がつけば三年が経ってしまいました。
この空白の期間も、振り返れば次への助走期間。
今日からまた心機一転、3代目としての気づきや、日々の経営の中で感じたことを残していこうと思います。
そこで、今回から新しいコーナー「3代目の視点」を立ち上げました。
再開第一弾となる今回は、まさにその「時間」と「経験」について思うことを書いてみます。
誰にでも。
年を取った人は年なりに、若い人は若いなりに、お子さんはお子さんなりに。
良い経験や楽しい思い出もあれば、イヤな経験や苦い思い出もあるのではないでしょうか。

中には「つらかったなぁ~」と思うことの方が多い人もいれば
「けっこう楽しかった」と
感じる人もそれぞれいるでしょう。
おもしろいのはつらいことが多い人でも、少ない人でも。
イヤだった経験や苦い思いが、時間がたつと「アレがあったから今の自分がある」な
ど「思い直す」ことが、やはり誰にでもあることではないでしょうか。
考えてみれば。
時間がたつことで、気持ちが落ち着くからでしょうか。
たとえば学校の部活で先輩から、また仕事でお客さんや他の人に注意され「つらい!」「もうイヤだ!」と思ったとします。
くやしい、相手にハラがたつ、落ち込むこともあったかもしれません。
部活に行きたくない、仕事をサボりたいと思うこともあったでしょう。
でも後になって、その注意のおかげで試合に勝てたり、できなかった仕事ができるように
なったり。
「あのとき言われたこと、実は大事だったんだな」と感じ始める。
イヤだった場面や叱(しか)られたことでも、時間がたつと。
まわりを見る余裕が生まれたり、自分が成長することで見える景色が変わったり。
こんな経験があなたにもなかったでしょうか。

たぶん誰にでも、人には「経験を自分の物語として理解しようとする力」があるのだと思
います。
たとえばケンカしてイヤなやつ!と思っていたのに、その後に大親友となった。
仕事でいろいろ言われた時「このヤロウ!」と思ったのに、自分が人に教える立場になっ
て良い経験となったなど。
自分が成長するための出来事、一つの物語とできる力です。
イヤな経験や苦い思い出や失敗は、出来れば避(さ)けたいけど起きてしまう。
そこで反面教師、悪い事例としても。
そこから何か学び「役に立った」と思えるようになることが大切で。
思い直すため他の人に相談する、時間をかけるのも良い方法。
そして最後は自分を変え、自分の足で進むことが大事ではないでしょうか。
みなさんは、どう思いますか。
