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3代目社長のつぶやき

出来事から思うこと

横入りされて・・・

先日、ある地方都市で仕事関係の方たちと特急の自由席に乗った時。後から来て1列に並んでいる列のうしろでなく、先頭の人のすぐ脇に並んて。スマホをいじりながらまわりを気にする様子もなくそのまま乗り込む人が・・・。

いわゆる横入りですが、何かとてもイヤな気分になりました。

他にもレジ待ちでの同じような横入りされる、強引に追い抜いて割り込む運転、注意しても同じことを繰り返す人など。ついイヤな気分やイライラしたことは、誰にも大なり小なりあると思うのですがいかがでしょうか。

時には目の前で起きた出来事や人でなく、新聞やテレビで見た事件や人物にイライラすることもあるかもしれませんが。ご存じのようにイライラや腹を立てると血圧が上がりストレスを感じます。体にも心にも悪い影響があるのでやはり誰でも。出来るだけ早く治めたい、出来れば避けたいと願うのではないでしょうか。

心理学の先生のお話ですが。

実はイライラ、腹を立てるといった怒りの感情は。人の行動や態度、出来事や物を「見る・聞く・触る」など。視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚の五感が不快になり、怒りの引き金を引いているので。

そんな光景を目から外す、良い香りの飲み物を口にする、音楽を聴くなど。不快な刺激から、目や耳や鼻や口や手の五感を閉じると治まってくるそうです。

また「私はそんな人や出来事と同じ立場にない」など。怒りの対象となる人物や出来事と自分の立場は違うと捉えさらに「今の怒っている自分は自分らしくない」と考えていく。

なぜなら怒りの感情は、自分はガマンしている、ルールを守っているなどのウラ返し。他の人や出来事や物を映画のスクリーンにして、自分の心を映し出している状況が怒りだと話していて。

他の人や出来事など自分の外側でなく、怒りの原因は自分の内側にある。

だから抑え込むのでなく、自分が心地よくなるようもって行くのが怒りの軽減に効果的であり、自分と相手の立場は違うと考えることで怒る場面を減らせる。怒りは自分にとって害毒そのものだと考えて、自分が快適になるよう上手に対応して欲しいと言っています。