時おり耳にする話ですが。
本やネットなどで目にしたことないでしょうか。
それは、成功者と呼ばれ人たちは「逆境に強い」
という特徴があるという話です。
20年あまり前ですが、私はこれまでに経験のない大きな逆境の中にいました。
さらに、どうにかその逆境を乗り越えたと思ったら。数年後には、別の大きな逆境を招いてしまいました。
1度ならず、2度までも・・・。
私は自分のあまりの不甲斐なさに。
オレは成功できない人間だ!
と心の底から落胆していました。
そんな悶々としていた私に。
「良かったじゃない!あなたは失敗するところを失敗したんだよ!」
このような言葉をかけてくれた方がいました。
この言葉を耳にした瞬間、私はよく理解できず。
失敗するところを失敗した?って何?
良かったって?
良くないよ!失敗したんだよ!
という思いが、心に巻き起こりました。
しかし考えてみれば、話は簡単なことでした。
つまりあのまま自分の意志、
自分の思いどおり進んでいれば。
もっと大きな失敗を生み、
後悔に明け暮れて。
今よりずっと大変な事態になっていたということなのです。
この時、初めて。
失敗を失敗、これもまた成功。
という意識が芽生えました。
そう。
成功の神さまは、成功するまでは。
目に見えない、見つからないのです。
もしかしたら「転んだ!危ない!」と
思って、反射的に手をついたところに
神の手があった。
成功への道筋が見えず、
トボトボと下を向いて歩き、
たまたま角を曲がったら。
神さまがいた!ということもある。
意外に成功の神さまは、逆境に負けず、
壁をよじ登り、谷底から這い上がらなくても。
すぐ先の曲がり角の陰に、
すぐとなりにいるかもしれませんね。
みなさんは、どう思いますか。