本当の夢とは
自分と同じ痛みを持つ他者を救うことで 自分を救うこと
この言葉は、シリーズでベストセラーになっている本の最新刊
「夢をかなえるゾウ0(ゼロ)」に書かれていたものです。
すでに読まれた方もいらっしゃると思いますが。
「自分には夢がない・夢が見つからない」という若い主人公に。
ガネーシャが伝えたアドバイスの一つです。
夢は自分のエゴから始まるけれど、自分だけの夢は欲望に留まる。
うたかたの夢、一時の幸福感や快楽、やがて乾き、やがて消える。
必ず覚めて、また別の夢を追い・広げ・深め、際限なく追い続ける。
本当の夢とは 自分の夢が他の人の夢につながる夢。
とガネーシャは告げるのです。
実は。この「夢をかなえるゾウ」シリーズは、大好きで。全シリーズ読ん
でいます。またいつ頃だったでしょうか?テレビドラマにもなりました。
ガネーシャ役が古田新太さん。アドバイスをもらう若いサラリーマン役が
小栗旬さん。その後の続編だったの思うのですが、水川あさみさんも出演
していたと記憶しています。
この時のドラマのインパクトが、ものすごく強いので。
本を読んでいて、関西弁のガネーシャはどこから見ても。
古田さんそのもの!古田さん以外の何者でもありません!
もしドラマの続編や映画が作られるなら。
もちろん!ガネーシャは古田さん!で決まりです(私の個人的な夢デス!)
夢や願望について私には。
手にするまで、挫折や大変だなぁ~と感じる出来事や自分では予想や
コントロールが出来ない壁や災難など多かれ少なかれあって。
他の人とつながること、他の人を支えたり、他の人から支えてもらったり。
自分一人で乗り越えるには困難な出来事や壁や災難を乗り越えることで。
はじめて手に入る感覚があります。
またガネーシャの「痛み」という言葉を借りれば、夢や願望は。
多くは自分の痛みから生まれ、自分の痛みを癒すための存在で。
痛みを癒すために「心の栄養」を摂ることが必要不可欠だとも思うのです。
それは。
体に栄養を取り込むことで、体を成長・維持・元気にしていくように。
心に栄養を取り込むことで、心を成長・維持・元気にしていくこと。
そして。
体に栄養を取り込むために、普段のバランスのとれた食事や体が自然に
欲する栄養が多くある食べ物、時にはエナジードリンクが効果的なように。
心に栄養を取り込むために、気分転換や発想転換して視点を切り替えたり、
外食や旅行や趣味や運動など「五感を刺激するワクワク体験」をしたり。
もしかするとガネーシャが、暴飲暴食するのも、好き勝手に散財するのも、
グータラするのも。
「夢を手にするにはワクワク体験が大事やでぇ~リラックスしぃや!」
「夢を見つけるにはマジメ過ぎたらあかん!ジブン頭が固過ぎんで!」
「夢を追いかけるには心をしなやかにせぇへんと!エエ加減さやね!」
と言いたいのか、自らお手本を示してくれているのかもしれません。
すると。
「そんなん知らんがな!テキトーや!テキトー!」
たぶんガネーシャには、こんな風に言われるかもしれませんね。